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神奈川整形災害外科研究会 会長
横浜市立大学大学院 医学研究科運動器病態学(整形外科)教授
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平成20年の4月より前会長の昭和大学藤が丘病院整形外科教授の渥美 敬先生の後任として、神奈川整形外科災害外科研究会の会長を務めさせていただくことになりました。神奈川で最も歴史があり、また公式な研究会誌を有する本会を担当させていただきますことを大変光栄に存じます。
本会はこれまで、前々会長の東海大学の持田讓治教授は一般演題のほかにディベート形式の発表を導入し、また前会長の渥美先生は、日常の診療で多く遭遇する疾患や問題提議すべき疾患に着目したパネルデイスカッションを取り入れ、会の活性化にご尽力されました。現在、県下で診療の最前線で活躍され、それぞれの疾患に最も造詣の深い先生方が参加され、活発な討論を通じて大変貴重な情報の提供をしていただきました。このように本会は着実な活動を基に、有意義な研究会に発展してまいりました。今後もこのような会の積極的な運用を継続して行いたいと考えております。
しかし昨今様々な専門性の高い学会、研究会が催されようになった影響を受け、残念なことに参加者数、演題数ともにここ数年間、ほぼ横ばい状態となっています。また年間2回発行されてきた研究会誌も、投稿論文が十分には集まらず、1回のみの発行となっています。このような現状を踏まえ、いかに神奈川の整形外科研究会の中核としての、また若手整形外科医の登竜門としての役割も果たしていくかを再検討しなくてはならない時期にさしかかっていると感じています。そのために、各回の内容をより充実させ、皆様がより参加しやすい環境を整えることが重要な責務と考えます。
これからの3年間で、より実りある研究会、研究会誌へと発展できるよう、微力ではありますが貢献できれば幸いです。
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